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2019年度金剛禅総本山少林寺東京都教区行事報告

金剛禅総本山少林寺公認 東京都教区講習会

  11月24日(日)墨田区総合体育館において、金剛禅総本山少林寺公認 東京都教区講習会が開催されました。
  本山派遣講師として、関東総代の片岡三郎先生と沖山聖徳先生をお迎えし、小雨交じりの天候の中、東京および近郊から60名弱の参加者が集まりました。
  午前の講義では、「金剛禅の主張と願い」について片岡先生からお話いただき、その後は僧階別に二つの班に分かれて、片岡先生から「少年部指導における留意点と実践例」を、沖山先生から「人間生活において宗教が果たす役割」について講義いただき、金剛禅の教えの基盤に触れ、参加者一同、布教を推し進めていく意識を高める有意義な機会をいただきました。
  また昼休みには講習会のプログラムとは別に、「これからの社会における少林寺拳法の役割・可能性」というテーマでのグループディスカッションが自由参加で行われました。金剛禅の布教のあり方、実践例など、拳士として個人で現在取り組んでいることの情報交換、意見交換が活発に行われました。
  午後の易筋行では地元講師の中平新一郎先生、秋吉好美先生にお越しいただき、特別昇格受験クラスなど3つのクラスに分かれておよそ3時間、和やかな中にも真剣な雰囲気の中、所属を超えた参加者同士が手に手を取り合って技術指導が行われました。足捌きや鈎手など、技術の基本中の基本を指導いただき、改めてその大切さを参加者一同が再確認する貴重な場となりました
  最後の講評に先立って、級拳士の参加者から受講者を代表しての「お礼の言葉」を、ご指導いただいた講師の先生方に向けた感謝と自らの気づきを交えて述べました。
  今回は級拳士から七段の高段者まで、武階・僧階・所属の垣根を超えた研鑽の中で、参加者それぞれが新たな発見や収穫を得られるという、教区講習会ならではのメリットを実感した有意義な一日となりました。

【写真】金剛禅総本山少林寺公認 東京都教区講習会01 【写真】金剛禅総本山少林寺公認 東京都教区講習会02