2016年度金剛禅総本山少林寺東京都教区行事報告
2016年開祖忌法要・教区研修会
2016年5月7日(土)東京別院にて東京都教区合同開祖忌法要及び教区研修会が開催されました。道院長、門下生40名が集い、開祖の遺徳を偲び、金剛禅の教えのもと修行を続けられることに感謝し、理想郷実現へますます邁進することを誓いました。
導師法話では「昔に比べると遥かに便利な世の中になり、時間が短縮化されているので余裕ができるはずが、その空いた時間に予定が入り、ますます忙しさに追われる生活になり、つい心のゆとりが奪われてしまう。そんな現代社会で、私たちは金剛禅の儀式行事を執り行うことで内在的な時間をのばし、己を取り戻し、布教活動を進めていくべきではないでしょうか。」金剛禅儀式行事へのかかわりのあり方を説かれました。
鈴木秀孝少法師による講義では「釈尊の教えと金剛禅の接点について」をお釈迦さまの生きられた時代の背景、開祖が金剛禅を創始された時代の背景などを中心に先生ご自身の体験、経験を交えて説いて下さいました。
今回は午前のみでありましたが、とても中味の濃い有意義な時間となりました。導師、講師の先生はじめ、ご参加されました方々にご協力を頂き、滞りなく開催出来ましたこと深く感謝申し上げます。